川口復活！８年ぶり２度目Ｖでプロ６勝目！

＜スポニチ後援第３４回ＪＬＢＣクイーンズオープンボウリングプリンスカップ＞優勝した川口富美恵（右）とベストアマの太田千恵はカップを手に笑顔

　ボウリングの第３４回ＪＬＢＣクィーンズオープンプリンスカップ最終日（スポニチ後援）は１１日、港区・品川プリンスホテルボウリングセンターで予選上位９６選手による決勝トーナメントが行われ、決勝では川口富美恵（パピオボウル）が２３５－１８７で進（すすむ）博美（チアエンタープライズ）を破り、プロ６勝目。賞金１６０万円を獲得した。今大会で集められたチャリティー金は東日本大震災で保護者を亡くした遺児を応援する「毎日希望奨学金」として毎日新聞東京社会事業団を通じて贈られる。

　川口が今大会８年ぶり２度目の優勝を果たした。準決勝シュートアウトを２３８の首位で通過すると、同じ九州支部の進と対戦した決勝では「力まずに自分のボーリングを心掛けることができた」。いきなり５連続ストライクで完全に流れをつかみ、２３５で圧倒した。ここ数年は長らくスランプに陥っていたが、愛甲恵子シードプロに教えを請うなどして見事に復活。今季２勝目で賞金女王の座も見えてきただけに「大満足な一日」と最高の笑顔を見せていた。