「勉強になった」と吉田 レスリングで薬物防止講習

[ 2011年6月24日 21:39 ]

 日本レスリング協会は24日、男子グレコローマンスタイル96キロ級の北村克哉(ドン・キホーテ)のドーピング違反を受け、世界選手権(9月・トルコ)代表らが合宿中の東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで再発防止の講習会を開き、女子55キロ級で五輪2連覇の吉田沙保里(綜合警備保障)は「勉強になった。より気を付けながらサプリメントなどは摂取したい」と神妙な表情で話した。

 吉田らトップ選手やジュニア選手、コーチも含め、約100人が参加し、日本協会医科学委員長で日本オリンピック委員会(JOC)情報・医・科学専門委員の増島篤医師らが北村のドーピングの経緯、けがや病気の際の注意点などを説明した。日本協会は合宿の参加者を対象に使用サプリメントなどを調査する。

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2011年6月24日のニュース