石原知事仰天！沙保里２０年東京五輪なら「現役復帰」

２０２０年夏季五輪の開催立候補要請を終え、記念写真に納まる（前列左から）ＪＯＣの竹田恒和会長、石原東京都知事、女子レスリングの吉田沙保里選手

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長（６３）らが２３日、東京都庁を訪問し、２０年の夏季五輪招致に関する要望書を石原慎太郎知事（７８）に提出した。

　２４人のアスリートを含む５９人が出席した会場では、レスリング女子５５キロ級の吉田沙保里（２７＝綜合警備保障）が「２０年には引退しているかもしれないけど、東京で開催されるなら復帰します」と仰天発言し、石原知事が驚く場面もあった。吉田は「ロンドンで金メダルを獲らないと、という気持ちがまた高まった」と気合を込めた。

　また竹田会長は、２０年夏季五輪招致に東京都が立候補した場合、サッカーの会場については東日本大震災で被災した東北各県に協力を求める考えを明かした。