ショット苦戦…藍 出遅れ暫定98位、桃子&美香は33位

[ 2011年6月24日 10:40 ]

第1ラウンド、2番でティーショットを放つ宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第2戦、全米女子プロ選手権は23日、米ニューヨーク州ピッツフォードのローカストヒルCC(6534ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、メジャー初制覇を目指す宮里藍はショットがぶれ、3バーディー、6ボギーの75で暫定98位と出遅れた。日没のため、6人が競技を終えられなかった。

 上田桃子と宮里美香が72にまとめて暫定33位にいる。野村敏京は74で同76位、有村智恵は3連続ダブルボギーが響いて78と崩れ、同136位。小山美保は81で同147位だった。

 メジャー3勝のヤニ・ツェン(台湾)が66で暫定首位に立ち、1打差でポーラ・クリーマー(米国)が続いた。

 ▼宮里藍の話 よく我慢していたし、パットもいいところで決まった。アイアンとドライバーショットが左へ曲がることが多く、スコアにつながらなかった。左膝に痛みはないし、大丈夫。

 ▼上田桃子の話 煮え切らないラウンドだった。決断力、集中力が足りなかったかな。上半身と下半身が同調していないショットが多かった。チャンスが少なく、耐える展開だった。

 ▼宮里美香の話 何度もパットがカップに蹴られたのに、よくイーブンパーで踏ん張れた。ショットはほとんどフェアウエーを外してないし、すごくいい。2日目は朝(のスタート)なのでスコアを伸ばせると思う。

 ▼有村智恵の話 攻めていこうと思ったのが、裏目に出た。ショットが悪く、後半はさらに曲がってしまった。メジャーはこういうわながあると分かった。2日目はいい試練になる。

 ▼野村敏京の話 7番で1メートルのバーディーパットを外してから、ショットの距離感が合わなくなり、短いのが多くなった。予選を通ることが大事。2日目は3アンダーぐらい出したい。

 ▼小山美保の話 大ショック。天気は関係ない。判断やスイングがよくなかった。上半身と下半身が合っていないのは分かっていたが、最後まで直せなかった。(共同)

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