左膝「ノープロブレム」も…宮里藍3オーバー

[ 2011年6月24日 06:00 ]

第1ラウンド、1番でバンカーショットを放つ宮里藍

全米女子プロ選手権第1日

(6月23日 ニューヨーク州ピッツフォード ローカストヒルCC=6534ヤード、パー72)
 大会前日の練習ラウンドを左膝痛で取りやめた宮里藍(26=サントリー)は、3バーディー、6ボギーの75、3オーバーで第1日を終えた。有村智恵は(23=日本ヒューレット・パッカード)は6オーバーの78を叩き、野村敏京(18=フリー)は2オーバーの74。宮里美香、上田桃子、予選会を突破した小山美保も出場している。

 ティーグラウンドに立った宮里の左膝にはテーピングが巻かれていた。痛みを感じていたのは火曜日のプロアマ戦から。「ボールを打つのはOKだけど歩いている時に違和感があった」と開幕前日は練習ラウンドをキャンセルし、約1時間半の練習で切り上げた。07年7月に左膝裏を痛めたことがあるが、それとは違う場所。これまでも突発的に膝が痛むことはあったといい「大丈夫です。ノープロブレム」と話していたが、万全でないことは確かだった。

 不安を抱えながら滑り出した1番パー4では、2打目をバンカーに入れてボギー。3番パー4ではティーショットを左に曲げて再びスコアを落とした。2メートルのパットを決めてガッツポーズを見せた6番から連続バーディーも奪ったが、後半も3ボギーと苦しい展開が続いた。

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