苦しんで連覇達成 若宮涙、藤井は「感無量です」

[ 2011年1月23日 17:46 ]

女子ダブルスで優勝し、抱き合って喜ぶ藤井(右)、若宮組

卓球全日本選手権最終日

(1月23日 東京体育館)
 苦しみながら女子ダブルスで2連覇した若宮は涙を流し、藤井は「何度もあきらめかけた。感無量です」と声を上ずらせた。

 決勝は第4ゲームで2度のマッチポイントを逃し、最終ゲームで2―6と追い込まれた。サウスポーの若宮は「もう攻めるだけ」と気持ちを切り替え、土壇場の連続得点につなげた。

 世界選手権個人戦(5月・ロッテルダム=オランダ)代表入りを決めている若宮に続き、シングルスでは準優勝した藤井もほぼ当確だ。このペアで広州アジア大会銅メダルを獲得した藤井は「世界選手権もいい成績を取りたい」と誓った。

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2011年1月23日のニュース