五輪連続2冠の“女王”郭晶晶が引退決断

[ 2011年1月23日 15:09 ]

2008年8月、北京五輪の女子板飛び込みで優勝した中国の郭晶晶

 23日の新華社電によると、水泳の女子飛び込みで2004年アテネ、08年北京と五輪2大会連続で2冠に輝いた郭晶晶(29)が、中国代表からの引退を決断した。郭からの引退申請に対して、代表の監督は「本人の決断を尊重したい」と話した。

 郭はテレビCMにも出演するなど中国で人気が高く、国民のアイドル的存在。世界選手権は09年までの5大会連続で3メートル板飛び込みとシンクロ板飛び込みとの2種目制覇を果たし、12年ロンドン五輪での連覇が期待されていた。

 最近の中国誌のインタビューで「ロンドン五輪への出場は考えていない。チームに優秀な人材は多く、ほかの人にチャンスを残したい」と答えた。(共同)

続きを表示

2011年1月23日のニュース