貴乃花親方、注目ポストは教習所長、監察委員長

[ 2010年2月5日 06:00 ]

新体制発表で紹介される貴乃花親方(撮影・荻原 浩人)

 理事会で新理事の職務分担が決まり、注目の貴乃花親方は教習所長、監察委員長、博物館運営委員に決まった。

 新弟子検査合格後に6カ月の入所が義務づけられる相撲教習所のトップとなり「新弟子の力になっていきたい。分け隔てなく、入門した子を見てあげたい。大山親方、二子山親方、中立親方、甲山親方とご一緒させていただき本当に楽しみです」と抱負を話した。
 理事の仕事として「まずは弟子の育成」と話すだけに指導力が期待されるが、それ以上に手腕を期待されるのが監察委員長のポストだ。無気力相撲防止を目的とする委員会で、審判部長とともに指摘、指導する権限を持つ。現役時代、土俵に対する厳しさで知られた貴乃花親方だけに「相撲道の充実を見守っていきたい。謙虚な姿勢でやっていきたい」と話した。

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2010年2月5日のニュース