貴乃花親方、朝青龍引退について語る

[ 2010年2月5日 12:24 ]

引退した元横綱朝青龍関の問題について語る、相撲教習所の所長に就任した貴乃花親方

 日本相撲協会の新理事となった貴乃花親方(元横綱)は5日、暴行問題の責任をとって現役を引退した元横綱朝青龍について「(相撲界の)内外で賛否両論あった。昨日は協会も本人も決断の時を迫られた。大変な日だった」と話した。

 朝青龍が土俵の内外で騒動を起こし続けたことにも触れ「ただ強いだけではなく、すべてにおいて強靱なものを発揮すればファンに伝わる。一つの地位を築けば、その地位になる前よりも日常の鍛錬や礼儀作法が必要となる」と指摘。また「ダーティーなイメージの相撲界じゃなくて、ハッピーな相撲界であってほしい」との言い回しで角界再生を訴えた。
 貴乃花親方は4日に新弟子を教育、指導する相撲教習所の所長に就任。5日早朝から東京・両国国技館内の教習所で初仕事を行った。

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2010年2月5日のニュース