朝青龍兄が声明「不満持つ人々からの攻撃で引退決めた」

[ 2010年2月5日 12:54 ]

モンゴル・ウランバートル市内で記者会見する、元横綱朝青龍の兄ドルゴルスレン・セルジブデさん

 大相撲からの引退を表明したモンゴル出身の元横綱朝青龍の兄ドルゴルスレン・セルジブデさんが5日、家族を代表してウランバートル市内で記者会見し「朝青龍は日本とモンゴルの友好促進に大きな役割を果たした。大横綱に成長するまで応援してくれた日本の方々に感謝します」との声明を読み上げた。

 セルジブデさんは元朝青龍関が大鵬、千代の富士に次ぐ25回の優勝を果たしたことを強調し「日本だけでなく世界中にモンゴルを宣伝した」と誇らしそうに語った。半面、突然の引退表明については「(外国人力士であるため)横綱の成績に不満を持つ数少ない人々からの攻撃で引退を決めた」と無念そうな表情も見せた。(共同)

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2010年2月5日のニュース