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【旅ヂカラ漫遊記】白を頂く山の青き絶景頂き

雲海は見えなくても長野市などの町並みや北信五岳などが一望できるソラテラス。絶景では負けていません
Photo By スポニチ

 雲海が見えるとして人気の展望テラスに登ってみたくて、長野県・北志賀高原の「SORA terrace(ソラテラス)」(山ノ内町)に出掛けた。あいにくの青天で雲海は姿を見せなかったが、眼下に広がる景観はそれを補って余りあるほどの素晴らしさ。季節のリンゴ農園や昨年、あの人気ドラマで注目された滝などを回って、信州の秋を楽しんだ。

 「あの雲海は凄い。まるで雲の上にいる気分だよ」。長野電鉄湯田中駅から無料送迎バスで約20分。知人の言葉に誘われてやって来た竜王マウンテンパークのソラテラス。だが、待っていたのは運転手さんのつれない言葉。「きょうは雲一つない青空。こういう日はちょっと無理かな〜」。

 それでもいちるの望みを抱いて、世界最大級という166人乗りの竜王ロープウェイ「ベゼル」に乗って、標高980メートルの山麓駅から同1770メートルの山頂駅へ。眼下の風景が徐々に広がっていく約8分間の空中散歩が期待感を高める。

 山頂駅を降りると目の前がソラテラス。竜王山(標高1930メートル)の頂上に近い急斜面にせり出すように鉄骨と木材で造られた2段式テラスで、約100平方メートルの広さ。テラスにはソファやテーブルが置かれ、近くに併設された「SORA terrace cafe(ソラテラスカフェ)」で購入したコーヒーを飲みながら雲海の出現を待ったが、雲すら出る気配はなく、結局は姿を見せずじまい。

 だがその分、眺望は抜群で、眼下には長野市や中野市、飯山市などが広がり、その向こうには斑尾山(標高1382メートル)や妙高山(同2454メートル)などの北信五岳が連なる。まさに絶景。「これだけの景観が見られるのはなかなかないですね」とロープウエーのガイドさん。

 そのガイドさんによると、雲海が出やすいのは(1)山麓の気温が下がる朝や夕方(2)山頂に雲がかかっている時(3)夏の夕立など急な雨が降った後――などというが、確かにこの日は当てはまるのが一つもなし。ただ、雲海の発生率は67%(昨年)だそうで、北海道・トマムの「雲海テラス」や山梨県北杜市の「清里テラス」などの展望テラスに比べれば高い。周辺の紅葉も間もなく見頃を迎えるというし、もう一度、訪れる価値は十分ありそうだ。

 ≪真田丸に登場!雄大パノラマ・米子大瀑布≫翌日は長野電鉄須坂駅からタクシーで約40分、日本の滝百選の名瀑(めいばく)、米子大瀑布へ向かった。昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングのタイトルバックに登場した滝だ。標高1450メートルの滝壺(つぼ)までは同1300メートルの駐車場から山道を登って約30分。地鳴りのような音が聞こえてくる間もなく、右手奥に落差85メートルの不動滝、左手に同75メートルの権現滝の雄大な姿が見えてきた。2つ合わせて米子大瀑布。不動滝は真下近くまで行くことができ、マイナスイオンが全身に降り注ぐ。対岸に足を延ばせば2つの滝が両サイドで流れ落ちる大パノラマ。ソラテラスに負けない絶景だ。近くの米子不動尊本坊の住職は真田幸村の子孫。大瀑布がドラマに使われたのはその辺りが理由かも。今月14、15、21、22日は日帰り温泉・湯っ蔵んどからシャトルバス運行(1300円)。問い合わせは須坂市観光協会=(電)026(215)2225。

 ≪食べ放題リンゴ狩り≫山から下りた後は、北陸新幹線飯山駅から徒歩約15分の塩崎農園(飯山市)=(電)0269(62)4814=でリンゴ狩りを楽しんだ。1・5ヘクタールの広大な農園のリンゴの木には秋映やシナノスイート、シナノゴールド、ふじなどがたわわに実り、500円で食べ放題(お土産は1000円から)。簡単に皮がむける手動果物むき器を使いながら食べていたら、あっという間に満腹に。12月初旬まで。

 ▽行かれる方へ 車は上信越道信州中野ICから志賀中野有料道路。ロープウエー往復2200円。無料送迎バスは要予約。11月5日まで営業。問い合わせは竜王マウンテンパーク=(電)0269(33)7131、山ノ内町観光連盟=(電)同2138。

[ 2017年10月11日 12:00 ]

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