×

旅・グルメ・健康

【祥子 酒と湯宿と男と女】栃木・鬼怒川温泉 大樽風呂は不思議と…気持ち酔い

[ 2017年9月27日 12:00 ]

祥子は鬼怒川パークホテルズの大樽風呂でゆったり
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(32)が温泉と地酒に酔いしれながら男も女も元気になる名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。今回は日光にほど近い栃木県・鬼怒川温泉(日光市)を訪ねました。雄大な鬼怒川渓谷沿いに広がる大型温泉地で、目にも肌にもやさしい温泉。時折顔を出す“鬼”も“怒”っているわけでなく、おいしい地酒にグラスも進んで…。

 東武線浅草駅から特急で約2時間。鬼怒川温泉駅を降りると、駅前広場でいきなり鬼の陶像がお出迎え。見た瞬間はドキッとしましたが、鬼怒川温泉と思えばかわいく見えてきました。

 大型ホテル、旅館が立ち並ぶ中、訪ねたのは駅から徒歩5分の「鬼怒川パークホテルズ」。緑の木立に囲まれた自家源泉の湯宿で、3000坪以上の敷地には本館の木楽館、花鳥風月がテーマの木の館、離れのイメージの木心亭など4施設。広い分、お風呂も多く、大江戸浮世風呂、屋形船風呂、古代檜(ひのき)風呂、大樽(たる)風呂など6つもあるんです。

 まずはガラス張りに格子を配してタイムスリップしたような大江戸浮世風呂へ。「源泉が約30度と低いので加熱している」(同ホテル)という単純アルカリ泉のお湯は42〜43度とやや熱めですが、やわらかで肌にやさしく、肩こりや腰痛などに効能があるというせいか、全身がほぐれていきます。外の屋形船風呂は名物ライン下りの船をあしらった半露天で、船頭さんにでもなった気分。樹齢2000年の檜材を使った古代檜風呂と並ぶ大樽風呂は、大きな酒樽を輪切りにしたような浴槽で、不思議と気持ちよくなってしまいました。

 となればお風呂上がりはお酒。お食事どころ「月見亭」で、日光の造り酒屋・渡辺佐平商店の純米大吟醸「清開」をいただきました。日光連山から流れ出る大谷川の伏流水を使用したお酒で、ふくよかな香りとやわらかな舌ざわりが飲みやすく、何杯でもいけそうです。

 ほろ酔い気分で橋巡りに出掛けましたが、これがまた楽しい。ホテルから徒歩5分の「鬼怒楯岩大吊橋」は長さ140メートル、高さ37メートルのつり橋でスリル満点。同10分の「ふれあい橋」は96段の階段を下りて渡る歩行者専用橋で、振り返ると巨大な鬼がこちらをにらんでいるではありませんか。実は階段に描かれた高さ50メートルの絵で迫力満点。見た目はともかく、鬼のようにたくましい男性、どっかにいないかな〜。

 ◇鬼怒川温泉◇

 ▽アクセス 車は東北道宇都宮ICから日光宇都宮道に入り大沢ICから20キロ。東京から高速バス(片道2500円、往復4000円)

 ▽宿泊 旅館・ホテル約50軒。パークホテルズは1泊2食付き1万2000円から。日帰り入浴800円(タオル200円、バスタオル200円)

 ▽問い合わせ パークホテルズ=(電)0288(77)1289、日光市観光協会=同(22)1525

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。写真集「鍵―KEY―」(講談社)を新発売。DVD「とある綺麗なOLさんの妄想」(リバプール)など絶賛発売中。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

 《祥子サイン入り地酒「清開」2人に》祥子が飲んだ地酒「清開」(720ミリリットル)にサインを入れて2人にプレゼント。希望者ははがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記し、〒135―8517、東京都江東区越中島2の1の30、スポーツニッポン新聞社文化社会部「超刊祥子プレゼント鬼怒川」係へ。10月4日の消印まで有効。発送をもって発表に代えます。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る