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【橋本マナミ 恍惚のグルメ】頑張ったご褒美 パンケーキに癒やされて

[ 2017年6月7日 12:00 ]

橋本マナミはベリーファンシーのパンケーキに夢中
Photo By スポニチ

 皆さんは自分へのご褒美の一皿ってありますか?「仕事、頑張った」って思う時、私は東京・代官山のパンケーキ専門店「ベリーファンシー・ラブズ・アンティーナ」に向かいます。ここで味わえるのは“ふわトロ・つるり〜ん”。この新食感に癒やされているんです。

 おしゃれな雑貨店や飲食店が並ぶ代官山の路地裏に、ハート形のかわいらしい看板のお店があります。ここが「ベリーファンシー」。店内は、大きなガラス窓から優しい日差しが差し込んでいて、ゆったりした時間が始まります。

 お目当てのパンケーキは、生地がふわふわで半熟卵のようにトロッ。ここまでは流行の食感ですが、このお店にはプラスアルファがあるんです。やわらかさが広がってからやってくる「つるり〜ん」がスペシャルなんです。チーズの風味を爽やかに残しながら、つる〜っと喉元を心地よく通り過ぎていくのがカ・イ・カ・ン。

 「プレーン」(800円)は、この生地に自家製グラノーラを混ぜ込んだバターをのせた一皿。メープルシロップと一緒にいただきます。バターと絡んだグラノーラのアーモンドやナッツが、ふわトロ・つるり〜んの生地にカリッとした歯ごたえを加えておいしい。

 私を夢中にさせる新食感は、海外を含めて200軒以上で食べ歩いて「パンケーキ王子」の愛称がある杉本悟さんがこの店をプロデュースして生み出したもの。生地に使用する素材を厳選していて粒子の細かい国産の小麦粉を選び、自家製のチーズを練り込んでいます。

 チーズは、リコッタチーズと同じ製法で北海道で作ったオリジナル。パンケーキに特別な食感を生み出して香りもいい。クリーミーで濃厚な味わいも満喫できます。私のおいしさを感じる感覚を全部満たしているパンケーキなので、自分で「頑張った!」と言いたい時にほしくなるんです。

 食事系パンケーキもお薦め。「チーズ&エッグ」(1250円)はエッグベネディクト風。パンケーキの間にベーコンをサンドし、ポーチドエッグをのせた一品。軽い食感の生地と濃厚なチェダーチーズソースが絶妙に絡んでフォークが進みます。「チーズ&ソーセージ」(1250円)は同じチーズのソースがたっぷりとかかっています。こちらも粗びきのソーセージと生地にマッチしています。

 パンケーキの生地が甘さ控えめなので、男性のおひとりさまも多いとか。「ふわトロ・つるり〜ん」を求めて私、今日もお仕事頑張っちゃいます。

 《こんがりバナナ丸々1本》キャラメルバナナ(1150円)は、こんがり焼いたバナナ1本が付いています。バナナの甘さとキャラメルマキアートソースがパンケーキによく合っていておいしいです。ミックスベリー(1150円)は彩りも華やか。ベリーの酸味もマッチします。

 ◇ベリーファンシー・ラブズ・アンティーナ 昨年3月にオープン。東京都渋谷区代官山町12の16、シンフォニー代官山102。代官山駅から徒歩4分。(電)03(6455)0957。営業は午前10時〜午後8時(ラストオーダーは午後7時30分)。不定休。ほかに、札幌、埼玉・越谷レイクタウン、東京・渋谷センター街、大阪・なんば大国町、福岡・小倉(北九州市)にも店舗を展開。

 ◆橋本 マナミ(はしもと・まなみ)1984年(昭59)8月8日、山形県生まれの32歳。写真集「流出」(ワニブックス)発売中。テレビ朝日連続ドラマ「女囚セブン」(金曜後11・15)に出演中。1メートル68、B86・W60・H88。

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