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【だから元気】浅野温子 チャーミングな源は迷子ウオーキング

ドラえもんのグッズを手に笑顔の浅野温子
Photo By スポニチ

 シリアスからコメディーまで幅広い演技で人々を魅了し続ける女優・浅野温子(55)。あっけらかんと大声で笑う姿は、かつてトレンディー女優として一世風靡(ふうび)した当時と変わらず今も若々しい。そんな浅野のパワーの源となっているのは、迷子になるほどのウオーキングと、30年以上愛してやまない「ドラえもん」の存在だ。

 ウオーキングは私の一番の健康法かな。お仕事があるから毎日じゃないですけど「あっ!歩きたいな」っていう時に。

 ジムに行って鍛えた方がいいのかもしれないけど、それは無理!どうせやるなら、なんか“得した”っていうのがないとね。ウオーキングは健康にもいいし、歩きながら台本を覚えたり、携帯でお花の写真を撮ったりもするんです。夢中で撮っていて4、5時間歩いてたなんてことも。で、疲れちゃって電車で帰ってくるとか(笑い)。

 よく、迷子にもなるんです。自宅をスタートして、なるべく大きい通りを行くんですけど、なかなかお花がないから住宅街に入っていくと、いつの間にやらアメージング。分からなくなっちゃうんですよね。で、暗くなってきても住宅街だからタクシーもいないし、駅見えないし、歩くしかない。連絡しようにも、そのころには携帯も(電池が)切れて使えなくなっちゃうんですよ。それまでお花の写真を凄く撮ったりしてるから。

 住宅街だとお店もないし、どこかの家に飛び込んでタクシー呼んでもらうか、駅はどこですか?って聞こうかとか、あと10分歩いたら聞こうとかやってると、踏切の音が聞こえてきて、電車だ、ワーイ!って。実際にピンポン押したりは今のところないです。仕事で地方に行って、朝歩いてた時に、公演の時間に間に合わない、これはまずい、とコンビニでタクシー呼んでもらったことはありますけど(笑い)。

 お花の写真を撮ることにハマったのは、携帯を持つようになったからですね。私、携帯持つのが凄く遅くて、2005年ぐらい。連絡が取れないから母親が持ちなさいと。携帯って機能を覚えるまで時間がかかるじゃないですか。だから、お花撮って事務所の人に転送とか、メールで返事を返してくれるので受信とか…お花撮影は携帯に慣れるために、ちょうど良かったんです。今更だけど携帯って便利な道具ですよね。

 便利な道具といえば、ドラえもん!大好きなんです。20代前半からですかね。題名は覚えてないですけど、きっかけは映画でした。やっぱり癒やしですよね、ドラえもんてね。だから当時は疲れてたのかなって思います(笑い)。魅力はフォルム、丸くて。あと色もね。あまり風水とか気にしないんですけど、青って元気色なんですって。

 それからずっとドラえもんにやられっぱなし。その後、NHKのドラマで大山のぶ代さんと共演させてもらっちゃって、ドラえもんのイヤリングとか頂いたり。私の劇場用の暖簾(のれん)はドラえもんなんですけど、のぶ代さんからサインもらって。もう一生捨てられない。

 ドラえもんの声優オーディション(※1)も受けました。その時のセリフは「のび太くん、遊びに行こうよ〜」「おなかすいた〜」とか、2つ3つでしたよ。えっ、そっくり?うれしい!でも、落ちたの(笑い)。最終選考まで行ったんだけど、すっごいショックだった。のぶ代さんを継承するつもりで(声を似せて)やったら「全然違うものをつくりたい」とか言われて「なんだよ〜、最初に言ってよ〜」って感じ。

 ドラえもんで一番欲しい道具は絶対、アンキパン!なんでかって、この年になると台本覚えるのって大変なのよ。台本って分厚いでしょ。確かにページあるから、アンキパン何枚食べればいいのか分かんなくなっちゃうね。多いからおなかいっぱいになっちゃう?そんなのどうでもいい。ハッハッハッ。おなかいっぱいだろうがなんだろうが、新しい台本もらうたびに、欲しいなって。アンキパンがあれば、いくら太ってもいいわ(笑い)。

 ※1 アニメ「ドラえもん」の声優陣は2005年3月に一新。1979年4月から大山のぶ代が務めていたドラえもんの声は水田わさびに。

 ≪5日京都でライフワーク「よみ語り」≫女優業とは別に、浅野がライフワークとして2003年から始めたのが「よみ語り」。全国各地の神社、名所旧跡などを舞台に、古事記をはじめとする日本の古典などを現代語で脚色した物語を披露する。単なる朗読劇ではなく、浅野がさまざまな登場人物を演じる一人語り舞台だ。今月5日には京都市の金剛能楽堂で、能との競演舞台「アマテラス」を上演する。「お能と私たちのお客さまってそれぞれ違うと思うんですが、お互いの広がりができてくれたらいいなと思います」と意気込む。活動の中で、その土地に伝わる「お国物語」も大事に語り伝えていきたいという浅野。一つの大きな目標がある。東日本大震災後、福島では公演が実現できていない。「お国の物語の中には、天変地異や自然災害を扱ったお話が凄く多い。皆さんに嫌な思いをさせたくないし。まだまだかなって」。受け入れられた時は、多少の復興が進んだ証かもしれない。その日が来ることを心待ちにしている。

 ◆浅野 温子(あさの・あつこ)1961年(昭36)3月4日、東京都大田区生まれの55歳。1977年、TBS系ドラマ「文子とはつ」で本格的にデビュー。日本テレビ系「あぶない刑事」シリーズなどドラマに多数出演。88年のフジテレビ系「抱きしめたい!」、91年の同「101回目のプロポーズ」などトレンディードラマで人気を博した。98年の初舞台「ロマンチック・コメディ」から、毎年さまざまな舞台にも挑戦している。

[ 2017年2月3日 12:00 ]

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