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大宮GK2人が故障 Jデビュー戦のDFがゴールを守り引き分け

[ 2022年3月26日 17:07 ]

明治安田生命J2第6節第1日   大宮1ー1岡山 ( 2022年3月26日    nack5スタジアム大宮 )

J2大宮・霜田正浩監督
Photo By スポニチ

 GKが2人も故障するアクシデントがあって引き分け、今季初勝利をのがした。

 GK南雄太(42)が前半38分に相手とぶつかって頭部を負傷しハーフタイムで交代。しかし交代したGK上田智輝(26)も16分にボールを蹴った際に足を痛めてプレーができなくなった。霜田正浩監督(55)は米国オクラホマから新加入し、この試合がJリーグデビュー戦だった栗本広輝(31)をGKに、システムも4バックから3バックに変えて守ったが、後半50分に追いつかれた。

 霜田監督は「非常にエモーショナルな試合で、選手が頑張ってくれて、勝たせてあげたかった。GKが2人いなくなる準備なんてしていない。栗本がやりますと言ってくれた。急にやっても動揺しないメンタルがあるアクシデントに負けず最後まで頑張ったが、勝ち点3が取れれば最高だった」と振り返る。栗本も「いろいろなものが初めてで、想定外のことも起きるとは予想していたが、GKまでやるとはびっくりした。勝ち点3を取りたかったが、1なったのは残念」と語った。

 GKをやったのは初めてだったが、「GKがプレーできないのでどうするかベンチに聞きに行ったら、お前ならできるとといわれた」という。それでも7分間のロスタイムの最後に失点してドロー。「みんなシュートを打たせないようにと球際とか気迫を見せていた。最後の最後で失点したが、何が原因かひとつひとつ改善したい」と悔しそうだった。

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2022年3月26日のニュース