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田嶋会長「森保監督を信じて本当に良かった」 W杯出場決定に安ど「サッカーって本当に怖いスポーツ」

[ 2022年3月26日 16:36 ]

日本サッカー協会の田嶋会長(右)と日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)が26日、オンラインでの日本代表カタールW杯出場権獲得会見に出席。「あらためて森保監督を信じてここまでサポートできたこと本当に良かった」と笑顔でコメントした。

 田嶋会長は会見で「日本サッカー協会会長として最低限のハードルをクリアしたと思っています。これからカタールに向けて新たな準備をしなければいけません。予選というのは、そんなに簡単に勝てるようなものではありません。先日イタリア―北マケドニアの試合を見させてもらい、もう本当にいたたまれない気持ちになりました。サッカーって本当に怖いスポーツです。でもその怖さ、プレッシャーを一番知っているのは森保監督です」とコメント。

 一時は解任報道も過熱した森保監督については「W杯予選の厳しさを選手としても経験していること。あのドーハの悲劇も経験しています。そしてJリーグでの優勝経験というのも日本人監督としてはトップクラスです。危機だ、危機だと周囲は騒いでいましたが本当にチームの危機なのかというのはチームの内情だとか選手との関係だとか、そういうのを見ているなかで全く揺るぎないと感じました。だからこそ確信をもって(監督を)継続していただきました」と説明。

 続けて「それでも(日本代表監督を)一度決めたからといって、それでずっとやるんだという気持ちは私は全くなかった。様々なことを考えていくのはリスクマネジメントとして必要なことではあります。それをちゃんとしているからこそ、しっかりチームは前に進んでいけるんだと思っています。あらためて森保監督を信じてここまでサポートできたこと本当に良かった」と“監督交代”への動きもあったことを匂わせつつ、森保監督に託す選択をしたことを誇っていた。

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2022年3月26日のニュース