イタリアまさか…2大会連続W杯出場逃す　欧州選手権覇者が格下に不覚

W杯欧州予選　プレーオフ準決勝C組   イタリア0－1北マケドニア （ 2022年3月24日 ）

＜イタリア・北マケドニア＞準決勝で敗退し落胆するイタリアの選手たちと勝利を喜ぶ北マケドニアの選手たち（AP）
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　昨夏の欧州選手権を制したイタリアは24日、北マケドニアとのプレーオフC組準決勝に0―1で敗れ、初めて2大会連続でW杯出場を逃した。北マケドニアは29日に初出場を懸けてポルトガルと対戦する。

　優勝4回のイタリアがまたもやW杯出場を逃した。

　FIFAランク67位でW杯未出場の北マケドニアをシュート数で32―4と圧倒しながら、後半アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれて失点。1点差で競り負け、マンチーニ監督は「コメントするのは難しい。昨年7月の経験（欧州選手権優勝）が最高なら、これは最大の失望だ」と肩を落とした。

　保持率64％でボールを支配しても守りを固めた相手を崩し切れない。予選最多得点者はインモビレら3人が2点で横並び。絶対エースが不在の中でDFキエリーニ主将は「9月以降はミスが多く、代償を払った」と嘆いた。