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佐々木監督 劇的勝利に大興奮「勝とうという思いがゴールにつながった」

[ 2015年7月2日 10:02 ]

イングランドを破り、決勝進出を決めガッツポーズする佐々木監督
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女子W杯カナダ大会準決勝 日本2―1イングランド

(7月1日 エドモントン)
 劇的勝利での決勝進出に、なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督(57)の声も心なしか震えていた。

 「本当に皆さんに応援していただいて、後押ししていただいたゴールだったんじゃないでしょうか」。

 前半33分に宮間のPKで先制するも7分後の同40分にPKを決められ、1―1で前半を終了。後半終盤は押し込まれる場面も多くピンチが続いたが、劇的な瞬間は後半ロスタイムに待っていた。右サイドから川澄が上げたクロスが相手のオウンゴールを誘発して決勝点。佐々木監督は「思ったより前回の疲労が彼女たちに重なって1人1人のプレーがいまひとつだった」としながらも「最後まで勝とうという思いがゴールにつながった。また日本の皆さんが応援していただいた成果だと思います」と興奮気味に胸を張った。

 中3日で日本時間6日午前5時から激突する決勝戦は、4年前の決勝戦でPK戦の末に破った米国との再戦。佐々木監督は「ファイナルを目標にしてきたので、もう結果がどうあれ、とにかくサッカーを楽しんで日本の皆さんに元気を伝えたい」と語気を強めた。

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