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なでしこ 前半1―1で折り返し 宮間先制PKも7分後同点PK

[ 2015年7月2日 08:46 ]

前半、先制のPKを決める宮間

女子W杯カナダ大会準決勝 日本―イングランド

(7月1日 エドモントン)
 女子サッカーのワールドカップ(W杯)カナダ大会は1日(日本時間2日)、エドモントンで準決勝の残り1試合が行われ、女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク4位)はイングランド(同6位)と2大会連続の決勝進出を懸けて対戦。前半33分にMF宮間あや(30=岡山湯郷)のPKで先制したが、同40分にPKで追いつかれ、前半を1―1で折り返した。

 日本は決勝トーナメント1回戦から3試合連続同じスタメンで臨み、システムは4―4―2。GKに海堀、4バックには右から有吉、岩清水、熊谷、鮫島、中盤では阪口と宇津木がダブルボランチを組み、右に川澄、左に宮間、2トップには大儀見と大野が入った。

 準々決勝まで5試合連続で1点差ゲームを勝ち抜いて来た日本は、開始早々の前半1分、FWテイラーにいきなりシュートを打たれるなどヒヤリとさせる場面もあったが、徐々に落ち着きを取り戻し、前半21分には宮間のパスを鮫島がミドルシュートするなどリズムをつかんだ。

 そして迎えた前半33分、有吉の突破で得たPKを主将の宮間が右足でゴール左に決めて先制。日本は準々決勝までの7得点はいずれも違う選手が決めたが、宮間は1次リーグ初戦スイス戦でPKを決めて以来2得点目で、今大会初めて複数得点を決めた選手となった。

 幸先良く先制した日本だったが、前半終了間際の40分、大儀見が与えたPKをMFウィリアムズに決められ、同点。1―1で前半を折り返した。

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