×

リベリ代役グリーズマンが流れ変えた スピードで好機演出

[ 2014年7月2日 05:30 ]

<フランス・ナイジェリア>後半47分、オウンゴールを演出したグリーズマン(左)はコシールニーとともに喜ぶ(AP)

W杯決勝トーナメント1回戦 フランス2―0ナイジェリア

(6月30日 ブラジリア)
 フランスの23歳FWグリーズマンが試合の流れを変えた。後半17分に投入されると、長所のスピードで好機を演出し、その後の2得点につなげた。ロスタイムにはバルビュエナの右クロスに飛び込んでオウンゴールを誘発した。

 3月に代表に初招集され、腰痛でW杯メンバーを外れたリベリ(バイエルンM)の代役として選出。デシャン監督も「グリーズマンを入れてスピードをもたらしたかった。機能したね」と話した。

 ≪1大会2O・Gは史上初≫フランスが2大会ぶりの準々決勝進出。W杯での対アフリカ勢は○●○●と2勝2敗の互角だったが、勝ち越した。フランスは決勝トーナメントへ進出した大会は1回戦、準々決勝(1回戦がないケースあり、82年は2次リーグ)を突破して5大会連続で4強以上の成績を残している。

 後半47分に相手のオウンゴールで追加点。フランスは1次リーグ・ホンジュラス戦でもオウンゴールがあった。1大会で2度のオウンゴールで得点したのはフランスがW杯史上初。

続きを表示

2014年7月2日のニュース