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原理事 ブラジルでアギーレ氏と最終交渉へ 今月中正式契約目指す

[ 2014年7月2日 05:30 ]

記者会見する日本サッカー協会の原博実専務理事

 日本代表の新監督候補としてアギーレ氏と交渉を進める日本協会の原専務理事が近日中にも同氏が滞在中のブラジルに渡り、最終交渉に臨むことになった。ロシア大会に向けた新体制では初戦となる9月5日の親善試合(札幌、相手未定)から指揮を任せる意向で今月中の正式契約を目指す。

 1日は都内で臨時技術委員会が開かれ、交渉の進ちょく状況などを確認。原専務理事は「ある程度準備はしてある。すぐにでも動きたい」とした。今後、条件面やスタッフ人事など細部を詰める方針だ。

 技術委員会では日本代表が進むべき方向性も確認した。ザッケローニ監督が目指した「自分たちで崩す」部分は継続。その上で「ポゼッションもできれば、守ってカウンターもできる。いろんな“引き出し”を増やさないといけない」と1ランク上のチームづくりを目指す。メキシコ代表の選手、監督としてW杯を経験、欧州クラブでの指導も豊富なアギーレ氏は日本協会が求める理想の条件を満たしている。

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