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遠藤がセットプレーのアイデアを“募集”

[ 2010年6月8日 06:00 ]

<日本代表練習>笑顔でランニングする遠藤保仁

 【W杯日本代表ジョージ合宿】日本代表MF遠藤保仁(30=G大阪)がセットプレーのアイデアを募集する考えを明かした。「セットプレーは大事になるので、しっかりと考えたい。可能な限り点を取らないと」とセットプレーの重要性をあらためて強調。その上で「選手、コーチからアイデアを出してもらうつもり。バレないように練習して、トリックプレーではめたい」とミーティングなどで新たなリスタートの形を募り、極秘で練習を重ねる考えを明かした。

 日本代表は今季、W杯出場国と5試合を行い、3試合で零敗。5試合で奪った2得点はPKとCKからで、セットプレー以外ではノーゴールという状態が続いている。そこで重要となるのがトリックプレーだ。
 日本代表では遠藤、中村、本田らが主にセットプレーのキッカーを務めるが、阿部、中村憲、玉田ら所属クラブでセットプレーを任されている選手は多く、アイデアを出し合うことで発想はより豊かになる。岡田監督も「トリックプレーはこれからやっていく」と明言した。勝負のカギを握るトリックプレーがベールを脱ぐのは14日。W杯1次リーグ初戦でカメルーンをはめる。

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2010年6月8日のニュース