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浦和に制裁金500万円!サポーターのトラブル防止できず

[ 2010年6月8日 20:25 ]

 Jリーグの裁定委員会は8日、1部(J1)浦和のサポーターが5月15日の仙台戦で起こしたトラブルを防止できなかったとして、両クラブに対してけん責と制裁金を科す決定を下した。制裁金は浦和が500万円で、仙台は200万円。

 Jリーグによると、試合終了後に浦和サポーターが投げたペットボトルが観客に当たり、裂傷を負った。また、約20人が立ち入り禁止区域に入り、2~3人がチームバスに乗った仙台の外国籍選手に差別的発言をした。
 浦和は一昨年に過去最高の制裁金2千万円を科されるなど過去にも同様の問題を起こしているため、今回の制裁金のうちの100万円分は加算となった。主催した仙台は安全確保の不備が処分の対象となった。
 浦和は既に一部サポーターに2試合の入場禁止処分を科したが、差別発言者の特定はできていない。橋本光夫社長は「社会通念上、許されるものじゃない。特定できたらしっかり対応する」と話した。

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2010年6月8日のニュース