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ロッベン 再合流に自信「必ず南アに行ける」

[ 2010年6月8日 18:08 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨むオランダの26歳のアタッカー、ロッベンが左太もも裏のけがからの早期復帰を期している。6日に南ア入りしたチームと離れ、オランダで治療を続けるが、「必ず南アフリカに行けると確信している」と再合流に自信を示した。

 日本と同じ1次リーグE組のオランダが5日に行った強化試合で負傷。それでもファンマルウェイク監督は代替選手を呼ばない方針を明らかにし「イチかバチかでも彼を残したい。昔なら全治4~6週間だが、最近の医療は進歩している」と回復を待つ意向を示した。
 鋭いドリブルや左足の豪快なシュートを持つロッベンは、破壊力あふれるオランダの攻撃の象徴的存在。FWファンペルシーは「代えのきかない選手。けがをした時はチーム全体が沈んだ」と影響の大きさを口にする。
 今季はバイエルン・ミュンヘンを欧州チャンピオンズリーグ決勝に導いた。充実のシーズンの勢いを2大会連続出場となるW杯に持ち込もうとした矢先の悪夢。本人は「早く治すしかない。できることは何でもやる」。ピッチの上で見せる快足のようなスピードで復帰し、大舞台に立つつもりだ。(共同)

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2010年6月8日のニュース