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俊輔、玉砕覚悟で走る!オシム氏もゲキ

[ 2010年6月3日 06:00 ]

岡田武史監督(右)の前で、稲本潤一のボールを奪いに行く中村俊輔(左)と本田圭佑

 【W杯日本代表直前合宿】コートジボワール戦は後半からの途中出場が濃厚となったMF中村俊輔だが、まだあきらめたわけではない。1日の練習では左MFに入ったが、「あんまり後のことを考えずに、つぶれるまでやる。サイドハーフがつぶれないと勝てない。はたいて動いて、はたいて動いてを繰り返して、途中で足が止まったら交代でいい」と玉砕覚悟でプレーすることを誓った。

 イングランド戦前日の5月29日には宿舎でオシム前日本代表監督と会った。ベトナム・ハノイで5試合を戦った07年アジア杯の経験を踏まえて、「ベトナムで40度の中、走っても死ななかっただろう。サイドハーフは走って走ってだ」とゲキを飛ばされた。4―1―4―1のサイドハーフは特に運動量を要求されるが、「ディフェンスもやって、MF(のプレー)もやって、フィニッシュもやる」とすべての仕事をやり抜けば先発を奪回できると信じている。

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2010年6月3日のニュース