イタリアはロッシ、ボッリエッロが落選

　Ｗ杯南アフリカ大会のメンバー２３人の最終登録が１日に締め切られ、イタリアはＦＷジュゼッペ・ロッシ（２３＝ビジャレアル）、ＦＷマルコ・ボッリエッロ（２７＝ＡＣミラン）が落選した。負傷者続出のドイツはジェローム・ボアテング（２１＝ハンブルガーＳＶ）らを選出し、チリ、ウルグアイ、オーストラリアもメンバーを発表した。各国のリストは４日にＦＩＦＡから発表される。

　イタリア代表のリッピ監督が５人のＦＷの残り１枠に選んだのはロッシでもボッリエッロでもなく、ナポリのクアリアレッラだった。落選したロッシはツイッターで「何ができるか見せようとハードワークをしたが、監督には別の計画があったようだ」と無念の思いを語った。１日の練習で左ひざを痛めたＭＦカモラネージは選出され、０６年ドイツ大会の優勝メンバーは９人となった。平均年齢２８・９歳は同国のＷ杯メンバーでは史上最高齢となった。