×

カメルーン戦の試金石となるコートジボワール戦

[ 2010年6月3日 19:14 ]

 日本代表は4日、コートジボワールとスイス・シオンで対戦する。

 アフリカ特有の身体能力の高い相手に日本はどう戦うか。W杯1次リーグ初戦のカメルーン戦を占う試合となる。

 5月30日のイングランド戦は1―2の逆転負け。不安視された守りに一定の改善は見られたが、世界レベルの攻撃陣を90分間、0点に封じ切るのは困難であることもはっきりした。今度はいかに攻撃の時間をつくれるかが課題として残った。

 相手の攻撃のキーマンを抑えた上で、ボールを奪った際に遠藤(G大阪)長谷部(ボルフスブルク)ら中盤選手が積極的に前に出て、厚みのある攻めができるか。日本が今まで築いてきた素早い攻守の切り替えでゴールを奪えるかが見どころになる。

 コートジボワールもFWドログバ(チェルシー)ら世界屈指の攻撃陣を擁する。それはFWエトオ(インテル・ミラノ)がいるカメルーンも同じ。初戦を想定するにはもってこいの状況だ。

 左足首痛などの影響で精彩を欠いていた中村俊(横浜)の調子が戻っているのかも注目だ。この試合でアピールできなければ、本番でのレギュラーは危うくなる。(共同)

続きを表示

2010年6月3日のニュース