今週の丸山元気!

シルヴァーメテオ 新馬戦での能力評価「相手次第だと…」

[ 2016年9月23日 05:30 ]

 今週は土日合わせて8鞍に騎乗します。

 シルヴァーメテオ(土曜1R)は追い切りに乗りました。単走だったのであまり動かなかったですし、まだ弱いところもあって何とも言えませんが、新馬戦で3着と能力はありますからね。相手次第だと思います。

 マイネルベレーロ(土曜2R)はセンスがいい馬で、前走も前々で運べましたからね。中山でも問題ないと思いますし、楽しみにしています。

 ロックキャンディ(土曜10R)は乗った感じ北海道にいる時と比べて少し物足りなく感じますが、前走も3着と頑張っていますし、今回もスムーズな競馬をしてあげたいですね。

 アドマイヤイナズマ(日曜11R)は雨が降って少し緩い馬場になるのはいいと思います。前々で運んでどこまで踏ん張れるかですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(9月24日・中山)
 1R シルヴァーメテオ ☆☆☆☆
 初戦は勝負処から長くいい脚を使い3着。スローペースとやや急仕上げのぶん届かなかったが、競馬内容は上々。叩いた上積みが見込める今回は上位争い可能。叩いて動きが良くなったピアノイッチョウ、ダート替り歓迎のディアシューター、前走の終いの脚に見所があったクリシュナが強敵か。

 3R マイネルベレーロ ☆☆☆☆
 ここまで3、2着と未勝利卒業は間近。血統背景と前走で見せた先行力から中山替りは好材料で、今回のメンバーなら上位争い可能。使いつつ粘りが増してきたクイーンズスタイル、追ってからしっかりしているアンネリース、距離延長は歓迎のポッドティノが強敵か。

 5R タイセイレイザー ☆☆
 調教時計はあまり目立たないが、乗り込み量は十分。まだ幼い面はあるようだが、力を出し切れれば差のない競馬は可能。水準以上の時計をマークし素質秘めているアルチレイロ、中身の濃い調教をこなしているコットンボウル、一追い毎に動きが良くなっているコントロヴェントが上位候補か。

 7R カゼノカムイ ☆
 3走前は後方から伸びてきて3着も、展開がハマった印象。休み明けでも仕上がり自体は良さそうだが、現状では恵まれないと…。堅実なチェイスダウン、前走は不利があったエビスリアン、先行力があるアラマサクロフネが上位候補か。

 10R ロックキャンディ ☆☆
 1000万に再昇級初戦だった前走は、好位から渋太く脚を使い3着。勝ち鞍があるように中山替りは問題なく、展開ひとつで粘り込みも可能。近走の終い堅実なメイスンウォー、2戦連続で2着のクロフネビームス、中山は相性抜群のアルセナーレが上位候補か。

 11R アドマイヤイナズマ ☆☆
 まだスタートに課題は残るが先行できれば渋太いタイプで、実際4走前に丸山騎手が騎乗して0・2秒差の4着。休み明けでも入念に乗り込まれて仕上がりは良く、展開ひとつで上位食い込みは十分可能。中山1200メートルで現級勝ちの実績があるサザナミ、中山は相性が良いアルマエルナト、1200メートルは末脚が切れるメラグラーナが上位候補か。

 ●日曜日(9月25日・中山)
 2R レインボーショット ☆
 前走は後方から差を詰めて8着も、勝ち馬とは0・9秒差。今回は牡馬相手でもあり、もう少し力を付けてからか。スムーズだった前走は惜しい2着だったアマノガワ、中山向きの器用さがあるタックボーイ、終い堅実なシゲルタイガーが上位候補か。

 5R クーリールレーヴ ☆
 乗り込んでいるが、なかなか時計が詰ってこない現状。使いつつ良くなってからか。一追い毎に動きが良くなっているベルウッドデナリ、好仕上がりで馬体の良さも目立つフィーリングハート、最終追い切りで上々の動きを見せたハッスルバッスルが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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