今週の丸山元気!

成長一途ダンツプリウス 近走マイル安定「今回も好勝負を期待」

[ 2016年4月8日 05:30 ]

今週は土日合わせて15鞍に騎乗する丸山元気騎手
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 今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。

 ホシノブーケ(土曜3R)は使いつつ良くなっているようで、今週の動きも良かったですね。もっとやれていい馬だと思っています。

 ケイアイチョウサン(土曜10R)は現状では外々を回って勝てるほどではないので、詰まって詰まっての方がいいのかもしれませんね。立ち回り次第ですね。

 ダンツプリウス(土曜11R)は数を使って力を付けてきていますし、前走も惜しい競馬でしたからね。中山も経験していますし、今回も好勝負を期待しています。

 ヤングマンパワー(日曜11R)は追い切りの動きは悪くはありませんでしたし、力もありますからね。あとは初めての2000メートルをこなせるかどうかですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(4月9日・中山)
 1R コウセイカルメン ☆☆
 勝ち味に遅いが、終いの脚は堅実。血統からダート替わりは魅力で、もうひと押しが利く可能性も。タメが利けば終いは弾けるセデュイール、使いつつ競馬を覚えてきたカラカ、初ダートの前走が見所十分だったスガノランバダが上位候補か。

 2R パルトネルラーフ ☆☆
 前走は徐々に位置取りが悪くなりチグハグな競馬。叩いた上積みが見込め、もう少し積極的な競馬ができれば粘り込みも。前走の終いの脚が目立っていたムーンシャイナー、安定感があるキングズミッション、終いは堅実なサムライフォンテンが上位候補か。

 3R ホシノブーケ ☆☆
 コメントにあるように使いつつ良くなっているようで、前走も2戦目で着順は上がった。更に前進は可能か。中山ダート1200メートルは崩れない ブライトピスケス、前走は時計が速すぎたカンタベリーマイン、終いは脚を使うジンクフィンガーが上位候補か。

 4R カリスマフォンテン ☆
 前走が負け過ぎの印象。叩いた上積みとダート替わりで前進があればいいが…。立ち回りが上手なジョニーハンサム、太目の前走を叩かれ上積み十分のバーニングマン、休み明けも好仕上がりのベバスカーンが上位候補か。

 5R サクラボルテージ ☆
 2戦しているが、ともに2桁着順。叩いた上積みと鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。好仕上がりの素質馬エフティスパークル、前走は直線で不利があったストロングファルコ、芝中距離で変わり身を見せたトラストフィガーが上位候補か。

 6R グレートヒット ☆
 未勝利勝ち後は大敗続き。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。先行力があるシゲルサケガシラ、終い堅実なトモトモリバーとヨシオが上位候補か。

 7R ナウシカ ☆
 休養明けの2戦がともに2桁着順。やや低調なメンバー構成とはいえ、一変までは…。斤量減でもうひと押しを狙うケルシャンス、自在性があるオーゴンマリア、前々の競馬なら渋太いボンボンキャストが上位候補か。

 10R ケイアイチョウサン ☆☆☆
 近2走は直線で鋭い脚を使い、勝ち馬とはともに0・2秒差。この中間も追い切りで好時計をマークするなど体調は良く、鞍上も2度目となる今回は上位食い込みも十分可能か。充実著しいプロレタリアト、中山は相性が良いツクバアズマオー、自己条件なら通用するワンダーアツレッタが強敵か。

 11R ダンツプリウス ☆☆☆☆
 マイルでは3、1、2着と安定しており、前走は重賞でもタイム差なしの2着と力を付けている印象。好位で器用に立ち回れるタイプで、中山マイルも経験済み。今回のメンバーでも上位争い可能。動き抜群で中山も相性が良いキャプテンペリー、前走は極悪馬場に泣かされたモンスターキング、初芝の前走が勝ちに等しい内容だったダノンスパークが強敵か。

 12R アドマイヤガスト ☆
 近走の成績が一息。初ダートで新味が出ればいいが…。相手なりで堅実なリゼコーフィー、マイペースなら渋太いカンデラ、中山は大崩れが少ないサトノセレリティが上位候補か。

 ●日曜日(4月10日・福島)
 2R エイシンキラウエア ☆
 休養前の成績が一息。リフレッシュ放牧の効果と芝替わりで前進があればいいが…。立て直して好仕上がりのランポルテ、前走は道悪が応えたベルロック、先行力があるブリスフルタイムが上位候補か。

 5R エイシンピクシー ☆
 ここまで2戦しているが、ともに2桁着順。中間の動きも一息で、もう少し力を付けないと…。前走は出遅れが応えたラカリフォルニー、福島1200メートルで新馬戦2着があるオーディンローズ、好仕上がりのケイエスフェアリーが上位候補か。

 10R ユウセン ☆
 気難しい面があり、成績が上がってこない。初ダートでどこまで変わるかだが…。安定感が出てきたトミケンシェルフ、長くいい脚を使えるトーコーグリーン、現級勝ちがあるレンブラントが上位候補か。

 11R ヤングマンパワー ☆☆
 過去に重賞勝ちがあるように、オープン特別なら力は上位の存在。初距離がカギになるが、舌を縛った効果と叩いた上積みで変わる可能性はある。ここにきて力を付けているヤマニンボワラクテ、福島は重賞2着があるミュゼゴースト、前走は出遅れに加えて折り合いも欠いたマイネルフロストが上位候補か。

 12R アグネスユーリヤ ☆☆☆
 3歳戦とはいえ、過去に現級で2着の実績あり。休み明けだった前走も0・3秒差と力を見せており、叩いた今回は上位争いも十分可能。立ち回りが上手で近走は安定しているビバリーヒルズ、前走はスタートで躓いたビリーヴザワン、終い堅実なユメノマイホームが強敵か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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