【日本ダービー】レイデオロが世代王者に!ルメールが最多タイ3週連続G1勝利の快挙

[ 2017年5月28日 15:45 ]

日本ダービーを制したレイデオロ。左は2着のスワーヴリチャード
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 28日、東京競馬場10Rで「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が行われ、C・ルメール騎手騎乗の2番人気・レイデオロ(牡3=藤沢和厩舎、父キングカメハメハ、母ラドラーダ)が勝ち、G1初勝利。3/4馬身差の2着にはスワーヴリチャード、さらに1馬身1/4差の3着にはアドミラブルが入った。勝ちタイムは2分26秒9。

 勝ったレイデオロは16年は3戦3勝と完璧な成績でホープフルS(G2)を制した。しかしぶっつけ本番となった今年初戦の皐月賞では5着に敗れ初黒星。それでも日本ダービーではきっちりと立て直して勝利し世代の頂点に立った。

 前半1000メートルの通過が63秒を超えるスローペースにルメールは向こう正面で動き出した。3コーナー前までに一気に3番手まで押し上げると、先頭のマイスタイルに並んで直線に入った。馬場中央に持ち出されたレイデオロは長い末脚を使い、スワーヴリチャードの猛追を振り切った。

 鞍上のルメールは14日ヴィクトリアマイル(アドマイヤリード)、21日オークス(ソウルスターリング)に続いて3週連続G1制覇。これは01年のO・ペリエ以来最多タイの記録。ダービーは3回目の騎乗で初勝利。管理する藤沢和師もオークスに続いて同タッグで2週連続G1制覇となった。中央G1は歴代最多の26勝目。

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