【日本ダービー】スローペースで展開向かず…武豊「これは遅すぎた」

[ 2017年5月28日 17:22 ]

日本ダービー 中央がレイデオロ騎乗のルメール
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 28日、東京競馬場10Rで「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が行われ、C・ルメール騎手騎乗の2番人気・レイデオロ(牡3=藤沢和厩舎、父キングカメハメハ、母ラドラーダ)が勝ち、G1初勝利。3/4馬身差の2着にはスワーヴリチャード、さらに1馬身1/4差の3着にはアドミラブルが入った。勝ちタイムは2分26秒9。

 前半1000メートル63秒2のスローペースで展開が向かず、力を出し切れなかった陣営からは落胆の声が聞かれた。

 7番人気で6着健闘のダンビュライトの武豊は「これはペースが遅すぎました」とがっかり。10年で4勝の最内枠が災いし身動きが取れなかった。

 皐月賞2着のペルシアンナイトは7着。「1コーナーではいいところだったが、ゆるい流れで楽に走らせてあげることができなかった」と戸崎。グレード制導入以降初となるテン乗りでのダービー勝利はならなかった。

 10着サトノアーサーの川田は「やってきたことは出せた。展開が向かなかった」とスローペースを嘆いた。先行が予想されたクリンチャーの藤岡祐は「スローを予想して出していったが四方を囲まれてしまった」と13着に惨敗した。

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2017年5月28日のニュース