【日本ダービー】名伯楽・藤沢和雄調教師…開業30年目悲願のダービー初制覇

[ 2017年5月28日 15:57 ]

レイデオロでともにダービー初制覇の(左から)ルメールと藤沢和師。右は本間厩務員
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 28日、東京競馬場10Rで「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が行われ、C・ルメール騎手騎乗の2番人気・レイデオロ(牡3=藤沢和厩舎、父キングカメハメハ、母ラドラーダ)が勝ち、G1初勝利。3/4馬身差の2着にはスワーヴリチャード、さらに1馬身1/4差の3着にはアドミラブルが入った。勝ちタイムは2分26秒9。

 勝ったレイデオロを管理する藤沢和師はJRA・G1歴代最多の26勝目。それでも牡馬クラシック、日本ダービーを制するのは初めてだった。

 65歳と定年が近づく名伯楽の悲願達成に検量室前には笑顔の花が咲いた。絶妙の騎乗でレイデオロを導いたルメールを握手で労ういつもと変わらぬ姿に万感の拍手が送られた。

 21日のオークスに続いて2週連続3歳クラシック制覇。ソウルスターリング、レイデオロ…この2頭には世代を超えたさらなる大仕事が待っているはずだ。

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