【日本ダービ―】ルメール“神騎乗”で3週連続G1制覇「ファンの歓声楽しめた」

[ 2017年5月28日 16:20 ]

日本ダービーを制しガッツポーズを見せるレイデオロ鞍上のルメール
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 28日、東京競馬場10Rで「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が行われ、C・ルメール騎手騎乗の2番人気・レイデオロ(牡3=藤沢和厩舎、父キングカメハメハ、母ラドラーダ)が勝ち、G1初勝利。3/4馬身差の2着にはスワーヴリチャード、さらに1馬身1/4差の3着にはアドミラブルが入った。勝ちタイムは2分26秒9。

 超スローペースのなか第3コーナーを前に動いたレイデオロとルメール。絶妙なファインプレーにも「作戦が特にあったわけではないが、スタートが遅いので、いつも後ろからになる。今回もそうだったが、ペースが遅かったので、バックストレッチで位置を上げた」と鞍上は冷静にレースを振り返った。

 直線手前で早くも先頭に並びかけたが「すごくリラックスしていたから、問題なく、息も入った。2番手で直線の反応もよかった」と絶好の手応え。2着のスワーヴリチャードに迫られたが「ラスト100メートルで勝ったと思った。(ゴールの瞬間は)ファンの歓声が楽しめた」と余裕さえあった。

 フランスダービーも制しており、日仏でのダービー制覇となり「異なる国でダービージョッキーになれてすごくうれしい」と笑顔。「昨年、少し届かなかったが、今回はとても自信があった」と2着だった昨年(サトノダイヤモンドに騎乗)の雪辱も果たした。

 ルメールはこれで3週連続G1制覇。01年のO・ペリエに並ぶ史上最長タイの記録だ。安田記念ではイスラボニータに騎乗予定。新記録に挑む。

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2017年5月28日のニュース