ピョン・ヨハン&シン・ヘソン、アブノーマルな役柄を熱演「“好感度ゼロ”なキャラクター…悔いはない」

[ 2024年4月30日 15:30 ]

写真=Newsen DB
“好感度ゼロ”の主人公ピョン・ヨハンと“憎らしい女性”シン・ヘソンが出会ったスリラー映画「彼女が死んだ」がまもなくベールを脱ぐ。

29日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールにて、映画「彼女が死んだ」のマスコミ向け試写会および記者懇談会が開かれ、ピョン・ヨハン、シン・ヘソン、キム・セフィ監督が出席した。

韓国で5月15日に公開される同作は、覗き見が趣味である公認仲介士(宅地建物取引士)ク・ジョンテ(ピョン・ヨハン)が、観察していたSNSインフルエンサーであるハン・ソラ(シン・ヘソン)の死を目撃してしまい、殺人犯の濡れ衣を晴らすためにハン・ソラの周囲を探りながら繰り広げるミステリー追跡スリラーだ。

ピョン・ヨハンはクライアントが預けた鍵で、家をこっそり覗くことが趣味である公認仲介士のク・ジョンテ役を演じる。彼が観察する人物であり、嘘の文章でSNSインフルエンサーの人生を生きるハン・ソラ役はシン・ヘソンが務めた。そして、イ・エルは有名インフルエンサーハン・ソラの失踪事件を几帳面で執拗に暴く、捜査1課の刑事オ・ヨンジュに扮する。

この日、ピョン・ヨハンは「公認仲介士という職業は信頼度が高く、良い仕事をたくさん任されるけど、ク・ジョンテは、職業を利用して人の私生活を覗き、自身の好奇心を解消する人物だ」とし「“好感度ゼロ”な人物として見て頂きたい。時間が経つほど、好感度が低くなってほしい」と伝え、注目を浴びた。

そして「面白い台本を読んでから、実際にク・ジョンテを演じようとした時、多くのことが思い浮かんだ。『僕は変態だ』と思いながら演技をしたら、結末までうまくたどり着くことができないと考え、平凡な人であるかのように力を抜いて演技しようとした」と説明した。

先日行われた制作報告会で映画「ハンサン ―龍の出現―」(以下「ハンサン」)より自信があると言った彼はこの日、再び「キム・ハンミン監督が試写会にいらっしゃって、応援することを約束してくださった」と明かした。

さらに「(『ハンサン』以後)面白く特異なキャラクターを演じたいと思っていたけど、こんなにユニークなキャラクターを演じることになるとは思わなかった」とし「『ハンサン』より頑張ったし、『ハンサン』より良い監督に会ったと思う。キム・ハンミン監督よりキム・セフィ監督の方が良いというわけではない。キム・セフィ監督ともっとコミュニケーションを取りたいと思っただけだ。悔いはない」と自信を示した。

また、シン・ヘソンは「ハン・ソラに共感したくもなかったし、理解したくもなかった。感情的な面で同化することはできなかった」とし「どうすれば私が持っている顔と雰囲気で憎らしく見せることができるだろうかと考えた」と話し、好奇心を刺激した。

キム・セフィ監督は「二人の主人公がいずれもアブノーマルだ」という評価に「このようなアブノーマルなキャラクターを主人公にするのは当然リスクがある。でも、SNSが重要なコミュニケーションの窓口になり、そこから生じた『クァンジョン(関心を引きたがる人)』『覗き癖』『窃視症』のような副作用も無視できないと思う。このような人物を通じて観客が驚愕し、『私はあれほどではない』『この人たちはおかしい』と思ってほしい」と付け加えた。

映画「彼女が死んだ」は韓国で5月15日に公開される。

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