山田洋次監督が会見 最新作「こんにちは、母さん」上海国際映画祭の長編コンペ部門出品

[ 2023年6月17日 04:00 ]

上海国際映画祭に参加し、会見に臨んだ山田洋次監督
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 山田洋次監督(91)の最新作「こんにちは、母さん」が第25回上海国際映画祭の長編コンペティション部門に出品され、山田監督が上映日の16日に会見を行った。

 吉永小百合(78)と大泉洋(50)が親子役で共演した作品は、東京の下町で生きる人々を主人公家族を軸にして描いた笑いあり涙ありのドラマ。

 山田監督は「僕の新しい作品をここで上映していただくことができ、とても光栄です」と笑顔を見せながら「僕ももう若くない。年齢も重ねていますし、作品の出来については甘く見てほしい」とユーモアを交えて語った。

 会見後の正式上映は約3500席分のチケットがわずか45秒で売り切れる盛況ぶり。山田監督は「こんな大きな劇場は日本にはない。圧倒されています。上海の映画ファンのみなさん、僕の映画を観に来てくれてありがとう」とあいさつし、表情を緩ませた。

 審査結果は18日に発表される。日本公開は9月1日。

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