黒柳徹子、知られざる下積みトーク 信念を曲げぬばかりに「すぐ降ろされた」役どころとは?

[ 2023年6月17日 20:30 ]

黒柳徹子
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 女優の黒柳徹子(89)が、17日放送のテレビ朝日系「大キョコロヒー」(後6・30)にゲスト出演し、自身の下積み経験について語った。

 1953年のテレビ放送開始から、NHK専属女優として活動し続ける黒柳。デビュー5年で紅白歌合戦の紅組司会に抜てきされた一方で、あまり下積み時代の経験については語られていない。

 そんな下積みについて聞かれると、黒柳は「NHKに入ってすぐの時は、ガヤガヤというのをやりましたよ」と答えた。ガヤガヤはラジオドラマなどで群衆の声を担当する声のエキストラのような役どころで、「ガヤガヤ来て!って(使われていた)。それは1年くらいやりました」。しかし、「それはね、すぐ降ろされましたね」という。

 あるドラマで黒柳が担当した役どころは、人が倒れたシーンで「大丈夫ですか?」などと声を掛ける人物。「“どうしたんですか?”って言わなきゃいけないんだけど、人が倒れて死んでるかもしれないのに、小さい声で“どうしたんですか?どうしたんですか?”っておかしい」と、台本と演出に疑問を持ったという。「だから、“どうしたんですかあ~!”ってすごく大きな声で言ったら、すぐ使いの人が来て、“もっと離れて、離れて”って」。黒柳のあまりの声の大きさに、マイクから離れるよう指示されたという。

 しかし、黒柳はその後も「大丈夫ですかあ~!」と、自身の信念をもとに大声で熱演した。「それでやってたらね。とうとう(マイクから遠く離れた)ドアのところまで行っちゃって。“どうしたんですかあ~!”って」。最終的に、「君、今日帰っていいから」と外されてしまったといい、「あの1年は、行っては帰っての毎日でしたね」と懐かしんでいた。

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