永山絢斗容疑者　マスク姿で前を見据え…夕方、送検先から原宿署へ戻る

東京地検から原宿警察署に戻る永山絢斗容疑者
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　警視庁は17日、大麻取締法違反（所持）容疑で逮捕した俳優の永山絢斗容疑者（34）を送検した。永山容疑者は午後6時45分頃、警察車両で東京地検から警視庁原宿署に戻った。午前中には着けていなかったマスクを着け、正面をじっと見据えていた。

　警視庁薬物銃器対策課は15日深夜に東京都目黒区の自宅マンションを家宅捜索し、乾燥大麻約1グラムを発見し、16日に逮捕した。今年1月に永山容疑者の知人から提供された情報をもとに、5カ月にわたって内偵捜査をしてきた。

　大麻はリビングにあったポーチの中からラップに包まれた状態で見つかった。警視庁はスマートフォンや大麻の吸引道具を押収。永山容疑者が常習的に使っていたとみて入手経路などを詳しく調べる。

　15日午後9時ごろ、捜査員数人が家宅捜索に入った。永山容疑者は16日午前0時すぎに捜査車両に乗せられ、警視庁本部で取り調べを受けた。午前4時半すぎに原宿署に身柄を移送、17日午前に送検された。午前9時ごろに原宿署から車に乗せられ出発した際には、曇った表情でうつむいている様子が見られた。