和田アキ子 世界初の民間月面着陸ならずも「成功するといいね。夢があるじゃん」と今後に期待

[ 2023年4月29日 13:20 ]

歌手の和田アキ子
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 歌手の和田アキ子(73)が29日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に出演。宇宙ベンチャーのispace(アイスペース)が26日、同社の月着陸船が同日未明に月面に向けて降下したが、着陸直前に通信が途絶え、着陸を確認できなかったと明らかにしたことについてコメントした。

 月着陸船は燃料が尽きて月面に落下、衝突したとみられる。燃料の推定残量がなくなり、急速に降下速度が上昇したことがデータから確認された。成功すれば官民含めて日本初、民間企業としては世界初の着陸だった。都内で会見した袴田武史社長は涙を流し「多くのデータと経験を獲得でき、このミッションの意義を十分に達成したと考えている」とコメント。「次へ向けた大きな一歩だ」と述べた。

 これについて和田は「凄いお金かかって、ここの会社も赤字らしいけど。でも夢だからね、これは」とコメント。「やっぱり企業のやるなんていうの、大きい夢じゃなくてかないそうじゃない。民間でやってもらえると。ここの社長さんもよくテレビ出て“あきらめない、ずっとチャレンジする”っておっしゃってたから」と続けた。

 また「水と空気さえあれば人間は住めるでしょう?これしかし、ひょっとしてよ、すぐは無理だけど、“うちの親戚が月に住んでてね”とかあるかもね。でまあちょっと時間かかるけど、“ちょっとじゃあ電話してみようか?”って月に。凄いねそうなると。ひょっとしたら“1週間に1回は月に帰る”とかね。いやあ、どうなんでしょう」と和田。

 「やっぱ難しい」とも話したものの、「それで今宇宙はそういうロケットの残骸でゴミだらけっていうからね。そのごみも回収しないといけないっていうのがあるじゃない。でもうちらには分からんけど、難しいんだろうね。でもまあ民間に限らず、成功するといいね」とエール。「なんか夢があるじゃん。私たちには無理だけど、これからの子供たちがさ、暮らしやすい、月に限らず、まずは暮らしやすい地球であってほしいよね」「まあ、頑張ってほしいですね」と今後に期待を寄せた。

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2023年4月29日のニュース