瀬戸かほ モスクワ映画祭最優秀女優賞「夢かと思いました」 常間地裕監督「この日々が凪いだら」

[ 2023年4月29日 05:30 ]

第45回モスクワ国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた瀬戸かほ
Photo By 提供写真

 「第45回モスクワ国際映画祭」の授賞式が現地時間27日に同地で開かれ、常間地裕監督(25)の初長編「この日々が凪いだら」に出演した瀬戸かほ(29)が最優秀女優賞を受賞した。同映画祭は仏カンヌなどに次ぐ世界的な映画祭。

 瀬戸は現地入りしておらず「連絡を頂いて、夢かと思いました。とてもうれしいです。うれしいという言葉でこの気持ちを表していいのか分からないくらいうれしい」と喜びのコメントを寄せた。授賞式では常間地監督が代理でトロフィーを受け取った。終了後、「役を生きるように演じてくれたのが評価されたと思う」と称えた。

 映画は現代の若者の不安を描いた群像劇。常間地監督が大学時代に撮影したインディーズ作品で、昨年2月に公開された。瀬戸は物語の軸となる花屋の店員を演じた。

 神奈川県生まれの瀬戸は14年にモデル活動を開始。翌15年に女優デビューし、ミニシアター系の映画やミュージックビデオに数多く出演している。

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