【ミス日本】吉岡恵麻さんがグランプリ「夢を見ているような気持ち」和歌影響で古典文化好きの20歳

[ 2023年1月23日 14:38 ]

<ミス日本コンテスト2023>ミス日本グランプリに選ばれ、笑顔でスピーチする吉岡恵麻さん(撮影・木村 揚輔)
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 日本女性にふさわしい心と健康的な美しさを競う「第55回ミス日本コンテスト2023」(スポーツニッポン新聞社後援)が23日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれ、関西学院大学社会学部2年の吉岡恵麻さん(20)が「ミス日本グランプリ」に選ばれた。

 自らの名前が呼ばれると、両手で口を覆い驚きの表情を浮かべた後、とびきりの笑顔を見せた。「まさか選んでいただけるなんて、夢を見ているような気持ちがします」と喜んだ。

 古典文化を愛する大和撫子。小学生の時に長く生きていれば辛い今も乗り越えられる日が来るという意味が込められた「ながらえば…」という和歌に励まされ、古典の虜に。1000年前の人の言葉が現代を生きる自分に届いたことにロマンを感じたという。

 大学入学後はアナウンサーを目指し、テレビ局でアルバイト。ミス日本にはテレビ局で出会ったミス日本OGの金子恵美氏(44)に憧れ出場を決意。見事、グランプリに輝いた。今後はミス日本として「日本を明るくしていきたい。そして、古典の素晴らしさを伝えられるように活動していきたい」と意気込んだ。

 その他、「ミス着物」には東京大学文化一類2年の寺嶋琴さん(20)、「海の日」には慶応義塾大学法学部3年の稲川夏希さん(21)、「みどりの大使」には慶応義塾大学大学院修士2年の上村さや香さん(24)、「水の天使」には名古屋大学医学部2年の竹田聖彩さん(20)、「準ミス」には東海林杏朱さん(17)が選ばれた。

 ◇吉岡恵麻(よしおか・えま) 兵庫県出身の20歳。関西学院大社会学部2年。1メートル73。小学生の時に和歌に励まされたのがきっかけで古典文化にはまる。アナウンサー志望で「社会問題を問いかけるリーダーになりたい」。憧れの女性は、アルバイト先のラジオ局で出会ったミス日本出身の元衆院議員・金子恵美氏。

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