TKO木本　約10人に投資家紹介　約7億つぎ込む　解決見通しは「早くて夏まで」返済なければ刑事告訴へ

会見するTKOの木本武宏（撮影・郡司　修）
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　総額7億円以上ともいわれる巨額の投資トラブルが発覚し、芸能活動を休止しているお笑いコンビ「TKO」の木本武宏（51）が23日、都内で会見し、騒動を謝罪した。

　「FXトレードで友人らと1億7000万、不動産は友人ら4人と約5億つぎ込んだ」とおよそ10人に投資家を紹介し、総額約7億円をつぎ込んだことを明かした。投資話について「僕が営業活動のように人を後ろから肩たたいてやりませんかと声かけた人は一人もいない。そういうことをしてるんだという話を友人知人としてたら、じゃあ自分もやりたいというので紹介してしまって。そこでみんなお金を預けるということになって。月日が数ヶ月に流れた時にAが連絡つかなくなってしまって」と説明。1億7000万円預けた投資家Aと連絡がとれなくなり、損失を埋めるため別の投資家Bに資金を預けたという。「彼はもともと不動産投資でうまいこといってるっていうのは耳にしていたので…とりあえず損失ができちゃったんで、取り返すためにBがその案件をやらないかという話になって。じゃあ助けてっていうことで、なけなしのお金を彼に預けてしまって。Bがまた連絡とれなくなってしまってというのが今回の顛末なんですけど」とした。

　「ホントに今考えたらバカな話と重々承知していますが、わらにもすがる気持ちだった」と振り返り、「腕時計とか洋服、家財、これがお金になるというものはお金に換えた」と語った。

　質疑応答では、見通しとして全部解決するまでにどのくらいかかるかという問いに「早くて夏までにっていうふうに今、期待して待ってます。B氏から毎月きちんと連絡が来ていて、返済計画も伝えられている。連絡つく、つかないという声ももちろんあるが、本人がそこを全部認めて、いろんな方法で意思を伝えてきているので、他のメンバーで相談して待ってみようというふうになっている。これが最後の待つという姿勢にするつもり。もしこの約束が果たされなかった場合は、今度こそほんとに刑事告訴法的手段をとる。念のため準備を始めている」と答えた。