伊東四朗 ラジオ番組1300回 「よくやったとほめてやりたい」

[ 2023年1月17日 14:06 ]

文化放送での写真撮影でガッツポーズの伊東四朗と吉田照美
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 文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜後3・00)のパーソナリティーを務めている俳優の伊東四朗(85)とフリーアナウンサーの吉田照美(71)が17日、東京・浜松町の同局で取材に応じた。

 番組は1997年にスタートし、今週末の放送で1300回。伊東は「これから1300回やると言われたら断っていた。膨大すぎて、忘れている。よくやったとほめてやりたい」と感慨深げ。吉田は「伊東さんがお元気で、面白いことを言ってくださっているので、ここまで来られた。毎回大笑いできる」とたたえた。

 伊東はこの番組に先立ち、1984年から同局「伊東四朗のあっぱれ土曜ワイド」に出演。「私は普段、むっつり男なので、なぜ4時間の生放送をやらされたのか、いまだにナゾ。ラジオはテレビと全く違い、2秒でも間が空くと、かなり空いた感じになる。新鮮なメディアだった」と振り返った。

 現在の番組で印象に残っていることに関して伊東は「いつもはスタジオだが、増上寺の境内に土俵を作って、相撲をやったことがある」と述懐。吉田はラジオの魅力について「私自身、好きな番組がいくつもあるが、それを聴くと、良い映画を一本見たような気分になり、少し利口になった気分になる」と話した。

 今後やりたい企画について伊東は「年齢も年齢だから思い切ったことはやらないでほしい」と苦笑い。吉田は「伊東さんはちょっと前まで、100歳までやると宣言していた。健康を大事に続けたい」と語った。
 

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2023年1月17日のニュース