「静かな温かい嵐」フランス人YouTuber、日本の正月に大感激

東京在住のフランス人YouTuber、オレリアン氏（本人提供）
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　日本をこよなく愛する東京在住のフランス人YouTuber、オレリアン氏が、登録者数が30万人に迫る自身のYouTubeチャンネル「Bebechan―日本のフランス人」で日本の正月の魅力について語った。

　年始を日本人妻の実家、栃木県で過ごしたオレリアン氏。「日本のお正月で魅力に感じたのが、祝い事でもとても『落ち着いている』こと」と言う。日本では騒いだり、音楽やダンスなどの光景はあまりなく、「謙虚で落ち着いている様子が海外では見られない魅力の1つだと感じます」と続けた。

　元日は日光東照宮で初詣。多くの人が足を運んでいる様子に「それぞれの家族、友人と集まり、祝う様子が特別な空気感を生んでいます」と感激を抑えきれない。他にも健康を願って煙を体にかける文化などを目の当たりにした。

　オレリアン氏が感じた日本の正月文化の最大の魅力は家族ら「大切な人とその瞬間を過ごすこと」だという。「日本のお正月はとてもシンプルですが、『静かな温かい嵐』と表現するのが近いのかなと思いました」とし、「美しく、風情があり、心動かされます」と続けた。

　また、オレリアン氏は新年の目標として「年内に日本語のみでフル動画を撮影すること」を掲げた。