動物研究家・パンク町田氏　東京湾に現れたトド「羽田ちゃん」を「ここ数日は見守った方がいい」

東京・赤坂のTBS社屋
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　動物研究家・パンク町田氏が17日、TBS系情報番組「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」（月～金曜後1・55）にリモート出演。羽田空港近くの東京湾に15日に現れた「トド」について言及した。

　番組冒頭では「速報」とし取り上げ、現在の映像が流れた。トドは通常、春夏はオホーツク海やベーリング海で過し、11～5月にかけては越冬のため、エサの魚やイカを求めて北海道付近に南下すると紹介した。

　出演者から「なぜこの時期に東京湾へ？」という質問が出ると、本来群れで過ごすが「体調が悪くて海に身体をつけているうちに流されてきた可能性があるのかな。自分の意志で東京湾まで泳いでこようとは思わないはず」と分析した。

　また、映像の様子から「感染症を起こしているかも」とし、「（トドは）もの凄く神経質。ここまで人がそばに寄っても寝ているということは、ちょっと体調を崩してて具合が悪いんじゃないか」と衰弱している可能性も示唆した。

　この日出演した菊地幸夫弁護士も「衰弱しているのを前提に保護を検討した方が…」と心配したが、パンク町田氏はトドに負担をかけないためにも「ここ数日は見守った方がいい」とコメントした。

　お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右から命名を促されると、パンク町田氏は「羽田ちゃん」と名付けた。健康状態など今後の様子が注目される。