キスマイ北山 10年以上ぶりの帝国劇場「当時はギャル男みたいな感じ」

[ 2023年1月17日 04:00 ]

笑顔で意気込みを語る(左から)北山宏光、堂本光一、佐藤勝利(撮影・尾崎 有希)
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 Kis―My―Ft2の北山宏光(37)が16日、都内でKinki Kidsの堂本光一(44)主演舞台「Endless SHOCK」の製作発表に出席した。東京・帝国劇場で4、5月に上演。北山は主人公のライバル役をSexy Zoneの佐藤勝利(26)とダブルキャストで演じる。

 北山がゲスト出演以外で同所に立つのは、10年以上ぶり。「初めて触れたエンターテインメントが22年前の『Endless SHOCK』。時を経て立てるのは感慨深いですし、一番上の稽古場の椅子にジャニーさん座ってたなとか、思い出すと思う」と語った。

 今作で共演する前田美波里(74)とは「DREAM BOYS」以来の共演。その事実を告げられた前田は「あの写真はそうなのね…」とつぶやき。稽古場で前田の誕生日祝いをした時に撮った一枚に北山が写っていたが「あまりにも違うので…(分からなかった)。あの方がそうなのね」と驚いた様子だった。

 北山は「当時凄い髪型だったんですよ。前髪垂らして襟足長くて金髪でギャル男みたいな感じ」と回顧。「スワロフスキーのドクロ(柄の服)着て、ドクロの帽子かぶって、ドクロの靴はいて。海賊かという感じ」と語ると、光一からは「とんがってるね」の一言。「靴もとんがってました」と応じ、笑わせた。

 2000年11月の初演以来、光一が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける人気シリーズ。今回は本編と、コロナ下で上演するために生み出されたスピンオフ「Endless SHOCK ―Eternal―」を同期間に同じ劇場で、同じキャストで上演する。北山は「今回同時にやると聞いた時には本当にびっくりしたんですけど本当に大変だと聞いて震え上がっています」と率直な心境。

 昨年9、10月に福岡・博多座公演で本編に参加。今回スピンオフは初めて演じる。スピンオフは本編の3年後を描き、登場人物の心情を深掘りする。「3年後ということでライバルがどう気持ちが変わっていくかなど台本とにらめっこしながら自分なりのヒロミツを真摯(しんし)に演じたい。昨年演じた役を今年もっと超えられるように頑張っていく」と意気込んだ。

 光一からは「宏光のエターナルが見たいという個人的願望もありました」と声をかけられ、「ひたすらにハードルが上がった」と恐縮。「本編とシンクロ性がどのようなところに出てくるのか、自分なりの読み方で台本と向き合っていきたい」と改めて抱負を語った。  

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