食道がん公表の秋野暢子　抗がん剤副作の脱毛を前に自らスキンヘッドに「マジの命がかかってますからね」

秋野暢子
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　食道がんのため芸能活動を休止している女優の秋野暢子（65）が14日、自身のブログを更新。スキンヘッドにしたことを報告した。

　12日に投稿で「鬼退治　出動なのだ！」と題したエントリーで、「いよいよ化学放射線療法がはじまりました」と報告していた秋野。この日は「ブリトニー・スピアーズにはなれない私」のタイトルで投稿し、「抗がん剤の副作用あるあるの脱毛～～！少し無くなる人も全部無くなる人もこれも、個人差なんだそうですね。私の場合もどうなるかわからないんだけど　普段から枕や床に髪の毛がまとわりついているのは、いやだぁ！好きじゃないの！と思うので　思い切って、ブリトニー・スピアーズ　の真似してさっぱりスキンヘッドにしてみました」と抗がん剤の副作用での脱毛の前に自らスキンヘッドした姿を披露した。

　「若さも美貌も違うから『当たり前』残念ながらブリちゃんにはなりませんでした（笑）が恥ずかしながら、アップしました。《ちょっと、盛りましたァー（笑）》『いや！だいぶやろ』というコメントは無しで」と茶目っ気たっぷりにつづり、「秋野、鬼退治の気合一発です。『いや！気合入れすぎやろ』トいうコメントもお控えください。これで落ちる髪の毛の心配はなくなりました。」と記した。

　「で、伸びてきたらどうすればいいのか？お坊さまに聞いたのですが、T字の4枚刃のカミソリか、電気カミソリをお使いとか。今、手元にないので………………どうしょうかな？スキンヘッドの方で工夫してらしゃる方法がありましたら教えてください」と呼びかけ。「髪は、女の命といいますがこっちは、マジの命がかかってますからね」と秋野。「それに、なくなっても間違いなく生えて来るので大丈夫！2度のヘアードネーションをしておいて良かった！！と思ってます」とした。

　さらに「抗がん剤、放射線療法3日間やってますが　今の所は副反応もなく、のんびりさせてもらってます。一週間か10日間位で鬼の抵抗が始まるそうです。『かかってこいや！』今は強がってますネ…」と治療の経過も報告。「それにしても看護師さん、スタッフさんが優しくてよい方々ばかり　ブログにスキンヘッド頭をアップしてください。とも言ってくれました。お仕事見てると凄く大変なのに笑顔で応対してくださいます。頭が下がりますね。私にはなれない職業です。《医療従事者の方々に感謝》と言う言葉はコロナ禍の中で良く聞いてましたが。今は実感しています。感謝。『ありがとうございます』」と医療スタッフへ感謝。「そして、皆さんご一緒に勝利にむかって前向いて進みましょう。スマイル　ライフ《今日はカタカナで》」と前向きに締めくくった。

　秋野は6月に受けた検査でがんが発見された。今月9日のブログで「最終的なガンの状態がわかりました。それぞれの科の先生のカンファレンスでわたしの頸部食道がん【喉と食道に大小あわせて5個】ステージ3です」と明かし、「リスクはあるけど化学放射線療法で鬼退治することを決めました」と手術ではなく化学放射線療法を選択したことをつづっていた。