太田光 裏口入学報道裁判へのコメントに対する相方・田中の反応に憤慨「ここにいるの敵がみたいな」

[ 2021年12月29日 15:49 ]

「爆笑問題」の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(56)が28日深夜放送のTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・00)に出演。日大芸術学部に裏口入学したと報じた週刊新潮を訴えている民事訴訟の控訴審判決が出たことについて言及した。

 24日に行われた控訴審の判決公判で、知財高裁は太田と発行元の新潮社の双方の控訴を棄却。新潮社に440万円の支払いを命じた一審判決を支持した。太田は「私勝訴はしましたけどね。一審どおりということで」と発言。「まあ裏口警察としましてはですね」とボケると相方の田中裕二は「裏口警察があるとするなら新潮側でしょ」とツッコんだ。

 「一審、二審でさ、次最高裁なんですよ。向こうが上告したんでね。最高裁なんで、ちょっと間なんで言わしてもらったんだけど、まあ(26日放送の)『サンジャポ』でも前置きをしながらね、ちょっと真面目な話になりますよ、ということで」と太田。24日、判決が出た直後に新潮側がマスコミに配った書類には「上告しますって言うのを書いてあって。そこにこっちには明白な証拠があると。高校時代の同級生の証言で、『割り算ができない』って書いてあったんだよ」と説明すると、「まじにはなりたくないんだけど、いくらなんでも、割り算ができないって言い過ぎだし。まず割り算できるんだよ、俺は。そりゃね、暗算ができないってことではネタにしてるよ。それをどっかから引っ張ってきたと思うんだ。そこを真面目な文章で配るんだよ。俺ギャグなのかなと思ったんだけど」と強調した。

 田中が「ほぼギャグじゃん」と話すと、太田は「違うの。お前のそれがやなの」と反論。太田は「そこは際立たせたかったの、『サンデー・ジャポン』で。割とこっちはマジで本当に割り算が出来ないって言うのは証拠になりません、なぜなら日芸の入試は2教科で国語と英語ですと。数学じゃないんですよ。そこを際立たせたかったのね」と力説。「サンデー・ジャポン」では「それを伝われって思って言ったわけ」とし、「そういう時に限ってお前は『それは、ね、お前がいかに頭が悪いかっていうことの証明なんじゃないの』って言うじゃん。言うなよそういうこと」と憤慨した。

 「なんでそこでさ、いつもはツッコんで欲しい時にツッコまねえのに、なんでそこでさ、向こうの気持ちを組んだことをさ、お前が言ったらぼやけちゃうんだよ。俺が言ってることがさ」と太田。田中は「それは申し訳なかったけど。俺が言いたかったのは本当にバカだよねってことを言いたかったの。お前がじゃなくて。向こうが」と話した。太田は「世間はそう取らない。ひどいよね」と怒りが収まらない様子だった。

 「結局判決としてはさ、俺がタレントだから自分で信用回復していくチャンスはあるだろうということで、謝罪広告は取り下げになっているわけです。こっちの要求としては。それはそれでいいんです。それはこれからネタにするだろうしね」と話しながらも、「そういう意味ではいいんだけど、ただ一個だけ、そこは本当に、真面目に俺は考えて欲しかったの。向こうの言ってる事の矛盾点をね。割り算じゃないじゃん」と改めて強調した。

 「それなのに、『いかにお前がバカだったかってことなんじゃないの』みたいなさ、もう、ここにいるの敵がみたいな」と再び話すと、田中は「違うって。敵じゃないから。バカだってことをこんなことで表現してたんだよねってことを言ってただけで」と返答しながらも「言い方間違えたかな」と謝罪した。
 

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2021年12月29日のニュース