【M―1決勝9組紹介】ランジャタイ コンビ名に込めた天下人への誓い 円熟コンビの戴冠なるか

[ 2021年12月19日 17:50 ]

「M-1グランプリ」の決勝に進出した9組。(前列と後列の2人でコンビ)左から、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイ
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 お笑い界最高栄誉の賞レース「M-1グランプリ2021」が19日、開催される。過去最多の参加6017組の頂点に立つのは?今大会の出場コンビから、ランジャタイを紹介する。大会はテレビ朝日系で、午後6時34分から全国ネットで生放送される。

 ランジャタイはグレープカンパニー所属のコンビ。同期に渡辺直美、ジャングルポケット、見取り図ら。養成所で伊藤幸司(36)が同期たちに「お前、おもしろいのか~?」と聞いて回り、「おもしろいよ~」と答えた国崎和也(34)とコンビを結成した。

 ツッコミの伊藤は、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの綾波レイに憧れていることから、ショートボブ。国崎はTシャツやジャージーなどラフな格好で、奇声や激しいアクションをまじえながら全力でボケる。コント漫才や歌ネタなど、ネタのバリエーションは豊富で、決勝大会ではどんな手を繰り出すか注目だ。

 コンビ名は、天下人だけが切り取る事を許された伝説の香木「蘭奢待」から。07年結成の熟成されたコンビだが、裏を返せば、結成15年以内というM-1の参加資格が切れるまで、残された時間は少ない。「松本人志さんと発想がかぶる」という理由でお笑いを志したという伊藤は、その直感通り、M-1で輝いて天下取りへの1歩を踏み出せるか。

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2021年12月19日のニュース