【M―1決勝9組紹介】インディアンス　田渕のエンドレスボケ“速射砲”に期待

「M－1グランプリ」の決勝に進出した9組。（前列と後列の2人でコンビ）左から、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイ
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　お笑い界最高栄誉の賞レース「M－1グランプリ2021」が19日、開催される。過去最多の参加6017組の頂点に立つのは？今大会の出場コンビから、インディアンスを紹介する。大会はテレビ朝日系で、午後6時34分から全国ネットで生放送される。

　インディアンスは、10年に結成されたコンビ。吉本興業所属。ボケの田渕章裕（36）はムチムチボディー、ツッコミのきむ（33）はメガネが特徴。NHK上方漫才コンテストで2度の準優勝を誇る実力派。M－1決勝大会は今年で3年連続3度目の進出で、昨年は敗者復活から勝ち上がり、7位に入った。

　きむの発した一言の言葉尻を田渕がとらえ、次々とボケを投入する、“エンドレスボケ”が特徴。ふざけ続ける田渕に、徐々にテンションが上がるきむの爆発ぶりも笑いを誘う。田渕も顔芸やジェスチャーなど、NON　STYLE石田明を思わせる多彩なボケパターンを持つ。

　コンビ名は大リーグのチーム名（インディアンスから来季、ガーディアンズに改称）から。1度、解散経験があり、田渕はミキの昴生と一時、コンビを組んだことも。同期にEXITりんたろー。や相席スタート山添寛ら。きむは昨年結婚し、今年3月には第1子の女の子が誕生。パパになって迎えるM－1で、初のビッグタイトルなるか。