【M―1決勝9組紹介】モグライダー　カズレーザー激推しコンビは笑いの歴史を変えるか

「M－1グランプリ」の決勝に進出した9組。（前列と後列の2人でコンビ）左から、インディアンス、真空ジェシカ、モグライダー、ゆにばーす、ロングコートダディ、オズワルド、錦鯉、もも、ランジャタイ
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　お笑い界最高栄誉の賞レース「M－1グランプリ2021」が19日、開催される。過去最多の参加6017組の頂点に立つのは？今大会の出場コンビから、モグライダーを紹介する。大会はテレビ朝日系で、午後6時34分から全国ネットで生放送される。

　モグライダーは、マセキ芸能社所属のコンビ。09年に芝大輔（38）、ともしげ（39）によって結成された。M－1は15年に初挑戦。昨年まで4年連続で準々決勝の壁に阻まれていたが、今大会で初の決勝大会に駒を進めた。

　赤ジャケットに蝶ネクタイ、半ズボン姿のともしげが繰り出す、ポンコツ感あふれるボケは破壊力抜群。そこに、リーゼントヘアにメガネの芝が的確にツッコミを入れていくスタイル。田原俊彦や玉置浩二、芦田愛菜など、芸能人の形態模写を織り交ぜたネタが多い。

　滑舌の悪いともしげが、「奥（の席）、空いた」と言ったのを、芝が「モグライダー」と聞き間違えたことから、このコンビ名に。メイプル超合金のカズレーザーが「優勝してくれたら本当に日本のお笑いは変わる」と絶賛するなど、芸人人気も高い。台本は基本的に作らず、自称「一番練習していないコンビ」。それを逆手に取った奇想天外なアドリブが、本番で飛び出すか。芝は知る人ぞ知るイケメン芸人。M－1の結果次第でブレークも期待されそうだ。